プロジェクトにRocketeerをインストールするのはとても簡単です。以下のいずれかの方法でインストールできます。
最も簡単な方法は、以下のアドレスからアーカイブをダウンロードしてアプリケーションのフォルダに入れることです。
もしくは、以下のコマンドを実行して、グローバル環境にインストールすれば、グローバルなコマンドとしてどこのフォルダでもrocketeer
コマンドを使うことができるようになります。
$ wget http://rocketeer.autopergamene.eu/versions/rocketeer.phar
$ chmod +x rocketeer.phar
$ mv rocketeer.phar /usr/local/bin/rocketeer
あとは、ただ、rocketeer ignite
と打ち込むだけです。セットアップするために必要ないくつもの質問が聞かれます。あとはうまくいくはずです。
Rocketeerは、Composerで他のパッケージと同じようにインストールできます。
$ composer require anahkiasen/rocketeer
$ php vendor/bin/rocketeer ignite
これだけです。下で説明する設定ファイルが、yourapp/.rocketeer/
の下に作成されます。
Rocketeerのコマンドにアクセスするには、php vendor/bin/rocketeer
を使うか、これをalias rocketeer=php vendor/bin/rocketeer
とエイリアスしておきます。ローカルのバイナリにいつでもアクセスできるようにvendor/bin
を_PATH_に追加しておくのでもよいでしょう。
すべての Composer パッケージと同じように、global
を付与することで、Rocketeerをグローバル環境へインストールすることもできます。
$ composer global require anahkiasen/rocketeer
$ rocketeer ignite
Roketeerのほとんどの設定は、.rocketeer
フォルダの中の設定ファイルで行います。
設定ファイルには多くのオプションがあります。各オプションには説明が記載されていますのでコメントを注意して読んでください。
もし、アーカイブを使っている場合には、コマンドにアクセスするために、php rocketeer.phar
と打ち込む必要があります。例ごとにphp rocketeer.phar deploy
というようにです。グローバルにインストールしている場合には、rocketeer deploy
と打てます。
設定を終えたら、php rocketeer.phar check
コマンドを実行することをおすすめします。これはサーバー上でいくつものコマンドを実行し、設定がアプリケーションを収容する準備が整っているかどうかをチェックします。
続いて、php rocketeer.phar deploy
と打ち込むと、最初のリリースがリモートサーバーに作成されます。
その後、新しいリリースを作成したら、同じコマンドを実行することで、アップデートができます。または単純にリポジトリと依存パッケージがアップデートされるphp rocketeer.phar update
を実行することでもアップデート可能です。
Rocketeer は、現在いるフォルダにある固有の設定ファイルを認識します。tasks.phpと、event.phpについても同様です。したがって以下のように構成するとよいでしょう。
| .rocketeer
| -- config.php
| -- hooks.php
| -- paths.php
| -- remote.php
| -- scm.php
| -- stages.php
| -- events.php
| -- tasks.php
| rocketeer.phar
| index.php
| public
| etc.