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= わたしのアジャイルのディケイド
//flushright{
Gのヤナギ(@g_yanagi)
//}
わたしは金沢市在住の元ソフトウェア開発者です。
最近、開発現場から離れ教育部門に所属となったので「元」です。
最初にAgile Japanに参加してからちょうど10年ぐらいになるので、Agile Japanとの関わりを中心にふりかえってみようと思います。
== 2012年
最初に参加したアジャイルのイベントはAgile Japan 2012年富山サテライトです。
当時は典型的なウォーターフォール開発に明け暮れていて、「このままでいいのかな…」と思っていました。
アジャイルやAgile Japanの存在自体は当時も知ってはいたものの「東京まで行くのはちょっとハードルが高いな…」と感じていました。
仕事でアジャイルに取り組むという機運がないところに出張を伴うカンファレンスに参加するのはなかなか説明しにくいし、かといって自腹もキツい、と。
たまたまAgile Japan 2012のHPをじっくり読んでいるとサテライトというものが隣県の富山であるということで、交通費も安いし、参加費も本会場よりも安いということで「これは参加せねば」と思ったのです。
ゲストの松本さんのセッションで「ふりかえりでKPTをやっているのですが、(本来チームの)Tryが、個人のToDoばかりになってしまい困っています。どのようにしたらよいでしょうか?」と質問したことを覚えています。
懇親会ではずっと愚痴を言っていたと思うのですが、受け止めていただいた松本さんに感謝しています。
社外のコミュニティーイベントに参加するのは初めての経験だったのですが、思い切って飛び込んでみて正解だったと思います。
== 2013年
翌2013年も富山サテライトがあったので、当然のように参加。
このサテライトは前川さんがゲストで、レゴスクラムを初めて経験しました。
会社でもこういうワークショップができたらいいな、と。
そして、このサテライトの懇親会だったか、そのあとだったかは定かではないんですが、「来年は少し話をしてみませんか?」という流れになったんじゃないかと思います。
相変わらず愚痴を言ってばかりの懇親会で、受け止めていただいた前川さんには感謝しています。
== 2014年
2014年は「そろそろAgile Japan本会にも参加したいな」と思い始めていて、思い切って上司にかけあって無事参加することができました。
基調講演が元日産GT-R開発責任者の水野さんということで是非聞きたい、というのも参加したいと強く思った理由の1つでした。
基調講演では最前列のほぼ真ん中に座り、質疑応答で思い切って質問もしています。(質問の回答は@<href>{https://twitter.com/HHany/status/482362743492579328, こちら})
基調講演終了後、会場を出るところで水野さんとすれ違い、「がんばってね」と声をかけていただいたのが良い思い出となっています。
一方、サテライトは富山ではなく金沢(正確には野々市)で行われ、前年に約束したとおり、Agile Japan 2014の参加報告をしています。
実践事例を紹介できればよかったのですが、この時点でも業務では朝会やふりかえり以外は行っておらず、いつか実践事例を紹介できる日が来ればいいな、と思うばかりでした。
== 2015年
2015年もありがたいことに業務の一環でAgile Japan 2015に参加することができました。
基調講演では質問していないのですが、@<href>{https://xtech.nikkei.com/it/atcl/column/14/090100053/052700053/, パネルディスカッションで質問して、それがバッチリ記事に残っていたりします}。
所属会社でも企業サテライトを開催したいと思っていたので、実行委員長の和田さんに相談したところ「やったらいいよ」と後押ししていただいたのですが、実現するのは数年後…。
一方、地方サテライトとしては引き続き金沢で開催ということになり、主催者にも挑戦したのですが、日程調整をロクに行わなったがために他のコミュニティのイベントと重なってしまい、またコンテンツも十分用意することができず、参加者の皆さんには申し訳ない感じでした。
参加者は少なかったものの「持続することが大事」と自分自身に言い聞かせ、今となっては開催してよかったと思っています。
== 2016年
2016年はサテライト(富山)だけの参加でした。
組織変更の影響で上司が変わり…他責ですよね…。
この年からサテライトの運営にも本格的に関わるようになり、今の活動につながってきます。
== 2017年
2017年もサテライト(富山)だけの参加でした。
再び異動の影響で上司が変わり…他責ですよね…。
2年ぶりにLTで発表も行いました。
「フィッシュボール」という対話手法によるディスカッションも盛り上がりました。
懇親会で相変わらず愚痴ばかり言ってしまい、受け止めていただいた木下さんには感謝しています。
2017年は福井でも永和システムマネジメント主催のサテライトがあったのですが、急遽参加をキャンセルすることになりとても残念でした。
平鍋さんと永平寺に行きたかったな。
== 2018年
2018年は居ても立っても居られなくなり、休みをとって自腹でAgile Japan 2018に参加しています。
かなりの出費でしたが参加して良かったです。
富山サテライトでもAgile Japan 2018参加レポートという形でLTをしました。
Agile Japanに参加したこともあり、企業内サテライトをやってみようと具体体に動き始めたのでした。
ただ結果的には2018年度中には実現せず、年度をまたぐことになりましたが。
== 2019年
「今年も自腹か?」と思っていたんですが、企業内サテライトの開催に伴い、会社から多少の予算がもらえるようになり、Agile Japan 2019には企業内サテライト実行委員メンバーに参加してもらうことにしました。
結果的に2019年はAgile Japan 2018の企業サテライトとAgile Japan 2019の企業内サテライトと年度内に2度企業サテライトを開催するということになりました。
また、所属会社として初めてのスクラム研修も開催しています。ボトムアップで丸々一日の研修ができるようになるとは数年前には想像もできませんでした。
勇気を持って一歩踏み出すって大事だな、とあらためて思ったのでした。
ただ残念ながら2019年は富山サテライトの開催は見送りになっています。
== 2020年
2020年には念願の認定スクラムマスター研修を受講することができました。
Agile Japanもオンライン開催となり、2019年に引き続き会社の予算もあったことから、思い切って団体チケットを購入し、Agile Japanを味わってもらいました。
企業内サテライトもオンラインで開催しています。
社内のアジャイル開発の事例もポツポツとで始めたのもこの頃です。
ただ2019年に引き続き富山サテライトは開催見送り…。
== 2021年
2021年をふりかえってみると、1月のRegional Scrum Gathering Tokyo、4月のDevOps Days Tokyo、6月のスクラムフェス大阪、9月のXP祭り、11月のAgile Japanと大きめのイベントに参加でき充実していました。
オンライン化も手伝って、DevOps Days Tokyoでのつぶやきから、スクラムフェス大阪で金沢トラックを担当することになったり、と自分としてはちょっと想像を超えることが起こった年でした。
とにもかくにもスクラムフェス大阪の金沢トラックの担当に手を挙げて本当に良かったと思っています。
Agile Japan 2021の企業内サテライトも引き続きオンラインで開催し、グループ会社の偉い人に登壇してもらったり、元の所属のスクラム実践事例の紹介など、なかなかおもしろい内容になりました。
== 2022年
2022年は2018年以来の開催となるAgile Japan 2021北陸サテライト(1/22開催)からスタートです。
「北陸サテライトを再開したい」という、わたしの拙い思いに共感していただいた多くの方の協力を得て、とてもよいサテライトになりました。
スクラムフェス大阪2022でも金沢トラックを担当し、いろいろな方との縁ができ輪が広がってきたなと感じています。
この場を借りてあらためて感謝します。
== さいごに
「はじめに」にも書いたとおり、最近は開発現場から離れ教育部門に所属となったこともあり、教育観点でアジャイルとどう関わっていくか、ということテーマに活動しています。
開発現場ではなかなか思うようにはアジャイルを実践できなかった10年でしたが、これからも「コツコツと一歩ずつ進んで行けたらな」と思いながら終わりにしたいと思います。
ざっくりとした回想でしたが最後まで読んでいただきありがとうございました。
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\includegraphics[width=.75\linewidth]{images/yanagi.jpg}
\end{minipage}
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Gのヤナギ @g\_yanagi https://twitter.com/g\_yanagi\\
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Certified ScrumMaster®
Agile Japan北陸サテライト実行委員
S15 Silvia Autech Versionに乗ってました。
北陸、金沢でアジャイルを盛り上げたいです。