Myder

[重要] Makefileは廃止され、Python CLI（bin/myder）での利用に移行しました。

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ディレクトリ構成

bin/
  myder            # CLI実行ファイル（Shebang付、直接実行可能）
src/
  myder_core.py    # コアロジック
  provider/        # Provider追加用ディレクトリ
    __init__.py
    sample_provider.py
tests/
  test_myder_core.py # pytest形式テスト

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インストール・セットアップ

1. このリポジトリをクローンします：

   git clone https://github.com/uzulla/myder.git
   cd myder

2. 依存パッケージは不要です（標準ライブラリのみで動作）。

3. bin/myder に実行権限がない場合は付与してください：

   chmod +x bin/myder

4. bin/ ディレクトリをPATHに追加するか、bin/myder を直接実行してください。

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使い方

基本コマンド

bin/myder help
bin/myder build
bin/myder run --provider sample_provider --model <モデル名>

• Providerは src/provider/ ディレクトリにPythonファイルを追加することで拡張できます。
• bin/myder help で利用可能なProvider一覧が表示されます。

Providerの追加方法

1. src/provider/ 配下に新しいPythonファイル（例: my_provider.py）を作成し、Provider クラスを実装してください。

   # src/provider/my_provider.py
   class Provider:
       def run(self, model=None):
           # ここに処理を記述
           pass

2. bin/myder run --provider my_provider で実行できます。

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テスト

pytestでユニットテストを実行できます。

pytest

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Dockerビルド

Dockerイメージをビルドする場合は、以下を実行してください。

bin/myder build

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注意事項

• Makefileやmyder.pyは廃止されました。今後は bin/myder をご利用ください。
• 標準ライブラリのみで動作します。
• Providerの追加・拡張が容易な構造です。

Q: なぜ、ビルドしているのか？ A: Aiderの公式コンテナはツールが足りない(curlすらない)のでつらいからです。そしてphpがあるのは作者の趣味です。

1. 都度環境変数 OPENROUTER_API_KEY を設定するか、.envファイルをcloneしたDirectoryに作成し、OpenRouterのAPIキーを設定します：

   OPENROUTER_API_KEY=your_api_key_here

使用例

1. プロジェクトディレクトリで以下のコマンドを実行：

   cd /path/to/your/project
   make -f /path/to/myder/Makefile run
   # あるいは後述の設定がしてあれば
   myder run

2. Aiderのシェルが起動します。

3. AIに対して自然言語で指示を出すことができます： 詳しくはAiderのドキュメントを参照してください。

オプションやタスク

コマンド一覧を確認

利用可能なすべてのコマンドとその説明を表示するには、以下を実行してください：

make help
# または
myder help

これは初めて使う際や、利用可能なオプションを確認したい場合に役立ちます。

基本的な実行方法

make run

デフォルトのGemini-2.5-pro-exp-03-25モデルを使用して実行：

特に、このモデルが推奨ということではありません。

特定のモデルを指定して実行

make run MODEL=anthropic/claude-3-opus

利用可能なモデルはOpenRouterのモデル一覧から確認できます。

マウントせずに実行

make run NOMOUNT=1

つまり、ホストを破壊しません。

自動確認モードで実行（危険）

make run FORCE_YES=1

OKをEnterで押すのにつかれた人向け

オプションを組み合わせて実行

make run MODEL=anthropic/claude-3-haiku-20240307 FORCE_YES=1 NOMOUNT=1

特殊な使い方(主にデバッグ用)

Dockerコンテナ内でbashを実行

make run-bash

マウントせずにbashを実行

make run-bash NOMOUNT=1

Root権限でコンテナ内のbashを実行

make run-root-bash

マウントせずにRoot権限でコンテナ内のbashを実行

make run-root-bash NOMOUNT=1

このコマンドの修正はコマンド再実行時に保存されません。必要ならDockerを修正してビルドしなおしてください。

Dockerイメージをビルド

make build

どこからでも簡単にMyderを使用する

どのディレクトリからでも簡単にMyderを使えるようにするには、シェルのエイリアスを設定すると便利です：

alias myder="make -f ~/dev/myder/Makefile"

このエイリアスを.bashrc、.zshrcなどのシェル設定ファイルに追加することで、永続的に使用できます：

echo 'alias myder="make -f ~/dev/myder/Makefile"' >> ~/.bashrc
# または
echo 'alias myder="make -f ~/dev/myder/Makefile"' >> ~/.zshrc

設定後は、任意のディレクトリから以下のように使用できます：

# 基本実行
myder run

# モデル指定
myder run MODEL=anthropic/claude-3-opus

# オプション組み合わせ
myder run MODEL=anthropic/claude-3-haiku-20240307 FORCE_YES=1 NOMOUNT=1

Aiderの仕様

Aiderの設定ファイル

たとえば以下のようなファイルが生成されますが、これらはAider実行時に生成されるファイルであり、削除しても問題ありません。

.aider
.aider.chat.history.md
.aider.input.history

モデル選定

AiderをClaude codeのようにつかう(プログラミングに使う)場合、Modelの選定が重要です。 性能の良いものをつかいましょう。たとえば anthropic/claude-3-7-sonnet です